ビット・トレード・ワン 『BFKB113PBK』 レビュー ~外観~

2014年10月に発売されたビット・トレード・ワンのキーボード「BFKB113PBK」。
今は亡きDHARMAPOINTの開発者が手がけた、現時点では珍しいパンタグラフ方式のゲーミングキーボード。
実機を試す機会をいただいたので、まずはフォトレビューの形で外観から触れていきます。
BFKB113PBK | Bit Trade One, LTD
http://bit-trade-one.co.jp/product/bitferrous/bfkb113pbk/





最初にパッケージ~内容物の確認。中に入っているのはキーボード本体・取扱説明書・保証書の3点。
キーボードの説明は説明書よりもパッケージ裏の方が詳しかったり。保証期間は6ヶ月。光沢フレームを
採用している事もあってか、キーボードは全身ビニールテープが貼られた状態で梱包されています。





この「BFKB113PBK」は、キー構造:パンタグラフ、キーレイアウト:109キー日本語配列(キー数は合計113個)
キーピッチ:19mm、キーストローク:2.5mm、押下圧:60g±20g、キー耐久性:約2000万回、ケーブル長:1.8m
サイズ:幅447x奥行き141x高さ24mm、重量:約830g(ケーブル込)、という仕様。最薄部:約8mmの薄型設計
Nキーロールオーバー対応、メディアキー(音量/ミュート)・Windowsキー無効キー装備、などが特徴のモデル。
ピアノブラックの光沢フレームで、キーの印字はかな文字なしになっています。続いて各部を見ていく事に。

キーレイアウトは至ってスタンダードなフルサイズ。上一列のキーは長方形の小さいサイズになっていますが
他の部分は普通と言えるキーピッチと配列。キーの印字はプリントタイプ、右寄りの配置はあまり見かけない
ので何気に珍しかったりもする。内部のシャーシが赤く、ブラック×レッドのカラーリングは結構カッコイイ。

キーの印字で好印象に思えた点は、”全角/半角”や”ひらがな/カタカナ”がローマ字になっているところ。
ゲーミングキーボードの中には日本語配列/かな文字なしのタイプでも、この2つのキーは日本語のままに
しているものがあったりする。他のキーは英字なのに2つだけ日本語が入っている外観はどうも違和感が
あって個人的に好きではない。一般向けならまだしもゲーマー向けは見た目も重要なポイントだと思うので
こういう細かいところも意識して作っているのはいいですね。

右上には音量Down・音量Up・ミュート・Windows無効の4キーがあり。再生/一時停止や曲スキップのような
メディアキーはありませんが、Fnキー経由ではなく独立しているので使いやすい事は間違いないでしょう。

キーの構造がどんな感じになっているのかキーキャップの取り外しを試みましたが、一つ外して思った事は
やめた方がいい・・・・。パーツはデリケートな作りなので、取り外す際に破損してしまう危険性が大いにあり。
それと取り付けるのもコツを掴まないと結構手間がかかって面倒。メンブレンやメカニカルのタイプとは違って
気軽に着脱はできませんね。

キーをちゃんと外した状態はご覧のとおり。構造の詳細は公式サイトにある3Dイメージ画像を参考に。

パンタグラフなのでキーキャップも当然のごとく薄型ですが、メカニカル用のキーキャップと並べてみると
本当にペッタンコな形状なのがよくわかります。

ピアノブラックの光沢フレームは見栄えが良い反面、指紋がつくと跡が目立ってしまう。でもこの質感を好む
人は承知の上でしょうし、薄型キーボードでマットなフレームにする場合はコストをかけないと安っぽさ全快
になってしまう場合もあるので、光沢フレーム採用は決して悪くないかと。目立つといってもよほど神経質に
ならなければ、そこまで気になる事もないです。

左上には”ビット・トレード・ワン”ではなく”ビットフェローズ”のロゴが入っている。前者はメーカー名で
後者は製品ブランド名とのこと。

サイドから見た感じは薄いの一言。スタンドを上げなくても傾斜が少しかかった設計になっているので
通常の状態でも特に問題ない使用感。

光沢フレーム採用のキーボードは表面だけ光沢というのが大半だと思いますが、これは裏面も光沢仕様で
このあたりも珍しいと言えるかも。滑り止めのゴムは前後左右の計4ヶ所に設置。

スタンドは数段階で調整できるわけではなく、上げるか下げるかのタイプ。高さは通常の状態で24mm
スタンドを上げると31mmになります。

USBケーブルは通常と言えるタイプで特筆する点はなし。



まだ届いたばかりの状態なので今回はここまで。続きはある程度使ってみてから後日またレポートします。
第一印象はデザイン的に大手ゲーミングデバイスメーカーのような個性はないけれども、DHARMAPOINTを
彷彿とさせる無骨さとカラーリングはGood。キーの押し心地はパンタグラフらしく浅い、でもかなりしっかりと
している。見ても触っても安っぽさは感じないです。ゲーマーの中にはキーが浅めで反応するとかそういう
のではなく、物理的に速く押せる方がいいという理由でパンタグラフを好む人が少なからずいるようですが
そのような人たちには最有力の選択肢になるかもしれませんね。
<続き>
ビット・トレード・ワン 『BFKB113PBK』 レビュー ~使用感~
http://watchmonoblog.blog71.fc2.com/blog-entry-4765.html
ビット・トレード・ワン パンタグラフタイプキーボード BFKB113PBK
posted with あまなつ on 2014.10.03
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