カシオの腕時計『Databank DBC32-1A』を買ってみた

まずは開封して中身を確認。時計本体・スタンド・取扱説明書、以上の3点。並行輸入品なので当然と言えば
当然ですが、説明書の内容は全て英語です。

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この「DBC32-1A」はレトロフューチャーと表現されているテンキー付きタイプですが、液晶の表示フォントなど
そこまで古臭さは感じられないモデル。初期状態だと2000年の表示になっているので、その年に発売された
製品？時刻・カレンダー表示はもちろんとして、電話帳登録・電卓・アラーム・ストップウォッチ・デュアルタイム
といった機能も搭載。日常生活防水設計で、バックライト点灯機能もあり。電池寿命は10年となっています。

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時計は左右対称の形状で、前面はご覧のとおり上部に液晶、下部にテンキーを搭載。

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両サイドには各設定やバックライト点灯の操作ボタンが合計4個搭載。時計の厚さは最厚部で約11mm。

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ステンレス製の裏面には型番や機能の内容が刻まれている。言い忘れていましたが、この時計は13ヶ国語
対応になっています（ただしその中に日本語は無し）。

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ベルトは価格相当と言える薄めのラバー製、ピンバックルは金属製ではなく樹脂製です。

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液晶の表示は合計5項目あり。一つずつ見ていくとして、まずは時計表示。上には曜日、中央には時刻
下にはカレンダーが表示されます。

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電話帳機能の表示。英数字8文字のタイトル、15桁の電話番号、それが25件登録可能となっています。

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電卓機能の表示。普通の電卓と同じ使い方でテンキーを押せば計算できます。通貨換算機能もある模様。

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アラーム機能の表示。5本ほど登録が可能。

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ストップウォッチの表示。サイドボタンで開始/停止やリセットが可能。

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デュアルタイムの表示。通常の時刻とは異なる時間を登録可能。機能面は以上のとおりですが、設定は
各ボタンをあれこれ複雑に組み合わせて行うので、覚えるのが一苦労ですね・・・・。

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テンキーはかなり小さくて使いづらそうに見えますが、軽く触れるだけで反応するので操作は思ったほど
難しくはありません（でも使いやすいとは言えない）。

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バックライト点灯機能は最低限と言える明るさ、でも暗い場所で確認はちゃんとできるレベル。点灯時間は
通常だとボタンを押してわずか1秒ですが、3秒に設定する事も可能。あと、時計を上に傾けると自動的に
点灯するオートモードもあったりします。

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重量を量ってみると33gという結果。軽いの一言。

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腕に装着。同社のG-SHOCKみたいなごっつい作りではないので、至って軽快な付け心地。時計表示が
中央ではなく上寄りなので最初は少し違和感ありましたが、慣れればなんとも思いません。

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最後にまとめる形で感想を。単なる腕時計として見ればはっきり言って安っぽいです。米国では実売価格が
25ドルもしない製品ですし、作りは価格相応ですかね。そして電話帳や電卓は今のご時世だと無駄と言って
いい機能でしょう。でもこのダメダメ感が妙に魅かれる。個人的には2000年代半ばに色々出回ったネタ的な
USBガジェット、そんな雰囲気が感じられてなんかいいです。

今回の購入目的は時刻がわかればいいような最低限の腕時計がほしかったのですが、安くてもある意味
言い訳できるようなものがよかった。これなら単にダサい安物ではなく、ダサカッコイイで通せるので選んだ
わけであります。仮に壊れてもまぁ仕方ないで済ませられる価格ですし、自分が求めていた条件では満足
の一品ですね。「Databank DBC32-1A」は現在3,000円台で販売されています。

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