CRANK BROTHERSの携帯ポンプ『gem S』を買ってみた

2013年に発売されたCRANK BROTHERSの自転車用携帯ポンプ「gem S」。
アルミニウムボディを採用したショートサイズ(ロングもあるが日本未発売)、でも高容量/高圧の切り替えが
あったりと、小さいながら携帯ポンプとして必要十分なモデル。ツールボトルに入るサイズのものがないかと
調べていたら、これが条件にピッタリだったので購入。ついでに軽く触れてみます。
++ pumps power :: crankbrothers.com ++
http://www.crankbrothers.com/pumps_gem_short.php

この携帯ポンプは、材質:アルミニウム、最大気圧:130psi/9bar、対応バルブ:仏式/米式、全長:176mm
重量:131g、という仕様。カラーはシルバー・グリーン・レッドの3色。フレームに取り付けるブラケットは別売。
最大気圧や重量は各所で書いてある数字がバラバラですが、パッケージは上記のとおり。

口金部はスタンダードな携帯ポンプと同じ作り。カバーを外して内部のゴムパーツの向きを変える事で
仏式/米式の切り替えが可能です。

固定レバーはクイック力が強いというか精度が高い印象。

ピストン&シリンダー部はアルミニウムボディ。今回選んだのはシルバーという事もあって、アルミの質感が
結構いい感じです。

底部に高容量/高圧の切り替えスイッチが備わっており、ここを回す(カチっと固定する)事で切り替えが可能。
0-40psiと40-100psiの表示があり。

通常の状態での全長は176mm、実際に測ってみるとその数字はほぼ変わらず。見た感じはコンパクト。

伸ばしてみると全長は約270mm。もっと短いと思っていたので、これなら空気はそれなりに入りそう。

全長:220mmの携帯ポンプと並べてみる。T字型のグリップは備わっていませんが、伸ばしきった長さは
大体同じくらいです。

実重量を量ってみると約134gという結果。数グラムの差とはいえ、スペックの数字より重いのは少し残念。

さて、空気がちゃんと入るか?という点に次いで重要な事でもある、ツールボトルに収納できるかどうか。
自分が持っているのは容量:550ml、高さ:約200mmのタイプ。数字上では問題なく入るはず。

携帯ポンプをツールボトルに入れてみると、キャップを外した状態でほんのわずかにはみ出ていますが
キャップにもスペースがあるので収納はOK。ツールボトルは容量が少し小さい500mlのタイプもあって
それでも問題なく入るかはちょっとわからない。とりあえず550ml以上のタイプなら問題ないという事で。

一番の重要な部分である携帯ポンプとしての性能。サイズを考えれば十分に入ってくれてる感じですかね。
空気圧は万全と言えるレベルまでいかないけれども、60回くらいシュコシュコやればそれなりに走れる量に
なっている。ポンプを出し入れする回数は多くても力をそんなに必要としませんし、性能は上記でも比較した
これより少し長いタイプと同じくらいと考えていいのではないかと。

今回購入した目的は最初に申したとおり、ツールボトルに入る携帯ポンプを導入する事でしたので満足。
これよりさらに小さい全長:100mmくらいのモデルも存在しますが、各所の情報を見ると携帯ポンプとして
正直成り立っていない感じでしたので、コンパクトサイズを求めるにしてもこのあたりが最低限なのかも
しれません。価格は決して安くはない、でも似たようなサイズのモデルはニッチなのかどれも安くないので
妥当と考えた方がいいでしょう。同じ用途で携帯ポンプを求めている人にはオススメできるこの「gem S」
現在2,500円前後で販売されています。
CRANK BROTHERS 携帯ポンプ gem ジェム シルバー 046550
posted with あまなつ on 2014.08.04
CRANK BROTHERS(クランクブラザーズ)
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