Bluetoothメカニカルキーボード『Majestouch MINILA Air』を半年ほど使ってみて・・・・

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2013年9月に発売されたFILCOのキーボード「Majestouch MINILA Air」。
世界視野で見てもまだ稀少なBluetooth接続のメカニカルキーボード、そして最小クラスのコンパクトサイズでは
史上初となるモデル。使いはじめて半年ほど経ちますが、いいタイミングなので改めて感想でも述べてみます。

FILCO 『Majestouch MINILA Air』 レビュー
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①確実に人を選ぶが”小さい”はやはり魅力的
横幅が300mmを切るコンパクトサイズ、ゆえにキー数は必要最低限で、キーレイアウトは詰め込んだ感がある。
フルサイズ・テンキーレスに比べれば窮屈なところがありますし、Fnキーなど独特の配置は慣れるまで時間が
それなりにかかる。これに限らずコンパクトキーボード全てに言える事ですが、確実に人を選ぶと思うのが本音。
でも両手を広げておさまるこのサイズは、使い込んでいくうちにこれじゃないとダメと感じるくらいハマってしまう。
指~腕の移動量が確実に減って楽になったのは間違いない。以前はテンキーレスでも食わず嫌いだったのに
実際使ってみれば考えがコロっと変わってしまうもんだなーと。






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②キースイッチの特徴を損ねない剛性の高い作り
自分が使用しているのは赤軸ですが、同じキースイッチでもキーボードの作りによって使用感が変わってくる。
特にコンパクトサイズやスリムデザインのモデルだと、何かしら犠牲にしないといけない部分があるので顕著。
でもこのMINILAシリーズはそのあたりをまったく感じさせない、赤軸は赤軸の特徴をフルに活かしきれている。
内部の鉄板を触ってみると非常に硬いですし、剛性の高さが使っていてもうかがえます。






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③キートップの状態はまだまだ良好
使っていれば皮脂の付着は避けられませんし、新品時に比べるとキートップのテカりは多少なり見られますが
神経質にならなければさほど気にする点でもなく。印字の擦れは全然大丈夫、状態はまだまだ良好です。






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④パームレストはあった方がいい
剛性の高い作りは存分に評価すべきのMINILAシリーズですが、反面コンパクトサイズにしては”ゴツさ”が
否めない。特にそれを感じる部分はキーボードの高さ。何もない状態だと手が浮いてしまう形になってしまい
正直使いづらい。個人的にパームレストは必要不可欠。FILCO=ダイヤテックからは純正と言えるモデルが
複数出ていますし、一番オススメなのは木製の「FWPR/S」(AA)。フルシーズンでも快適なサラサラっとした
手触りで使い込んでいくうちに”味”が出てくる感じ。パームレストに最適な材質だと思っています。






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⑤Bluetooth接続の感度・安定性は良好
接続機器もしくはドングル(レシーバー)との相性で感度・安定性が変わる事もあるBluetoothの入力デバイス。
自分はデスクトップPC用としてがメイン、というかほぼ100%それで使っていますが、ワイヤレス機で見られる
不審な動きや不具合は今のところ滅多にない。皆無ではなく”あああああああああああ”みたいな操作と違う
連打が発生した事はある、でも本当に極稀。一般的な用途では遅延も感じませんし、有線モデルと遜色ない
使用感と言ってもいいでしょう。






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⑥バッテリーは今のところ切れる気配なし
単三電池2本で電池寿命は約6ヶ月となっているこのMINILA Air。表面の右上にバッテリーインジケータが
備わっており、電池が切れそうになると発光する仕様。一日何時間という目安が明確にされていませんが
6ヶ月経った現在、そのインジケータが光る気配は今のところなし。また、電池の消耗が原因で変な動きが
発生するという事もありません。まだまだもちそうです。






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⑦キーボード⇔マウスのアクセスが近いのはGood
これはコンパクトキーボード全てに言えるメリットですが、フルサイズ・テンキーレスで備わる右側のキーを全て
省いているのでマウスとの距離は当然近く、それらのタイプに比べればキーボード⇔マウスの移動を度々行う
右手が楽になる。移動距離=ロスが減るのでストレスが溜まらない、これは何気に大きなポイントかも。






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⑧左手用デバイス併用の場合にもGood
自分は左手用デバイスをキーボードなみに使っており、これがないと困ると思うくらい重要になっていますが
マウス同様に距離が近いと手の移動が楽。それよりフルサイズ・テンキーレスのタイプだと腕を広げる形の
ポジション(マウス&左手用デバイスを使う場合)になり、どうも不自然に感じていたのでそれが解消された
ところが一番大きい。左手用デバイスを主軸に考えると、キーボードは小さい方がいいですね。






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⑨コンパクト&ワイヤレスはメンテナンスが楽
キーボードが小さければ小さいほど掃除する範囲も小さいですし、コンパクトサイズはどれもシンプルなので
メンテナンスの面でも優位。あと、ワイヤレスはわざわざケーブルを外さなくてもいいので、エアダスターを
吹きかけるクイック的な掃除もすぐ準備できる。こういう事に少しでも手間がかかると段々面倒に思えてきて
怠るようになる、そして気がつけば酷い状態に・・・・キレイさを保つには結構重要です。






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⑩付属のプラカバーが埃対策として何気に便利
Majestouchシリーズには確か付属しているプラカバー。梱包時の保護用としてが本来の用途だと思いますが
これが埃対策のカバーとして何気に便利。アクリル製のキーボードルーフは販売している、でもニッチなせいか
安くはない。ペラッペラな材質を気にしなければ、それと同じ目的で使えるわけであります。キーボードに埃が
一番付着しやすいのは使っていない時、そして使っている時よりも使っていない時の方が時間で言えば長い。
別に布でも板でもいいので、何かしらカバーはしておいた方がいいですね。






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⑪BLACK PAWNと比べてみて・・・・
コンパクトサイズのメカニカルキーボードは世界視野で見れば複数存在する。でも日本語配列が条件だと
他にセンチュリーの「BLACK PAWN」(AA)しかない。有線/無線の違いはさておき、この2機を使ってみた
感想を述べると一長一短。BLACK PAWNの極限まで削ぎ落としたスリムボディとキーバックライト搭載は
MINILAよりも魅力的なところ。でもキーボードとしての作りはMINILAの方が断然良く、BLACK PAWNは
おもちゃっぽさが否めない。前述のとおり同じキースイッチでも使用感が違うというのがよくわかります。






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⑫総評:これからもメインとして使っていく予定
①で言ったとおり確実に人を選ぶタイプで、6ヶ月ほど使ってみた今でもフルサイズ・テンキーレスに比べれば
不便に思う部分もありますが、そこはもう割切りが必要。そして一度受け入れてしまえば逆に”小さい”という
メリットを多大に感じる。日本語配列でライバルとなりそうな新型機を今後出すメーカーは思い当たりませんし
コンパクトサイズ&Bluetoothのメカニカルキーボードを出すメーカー(海外含めて)も現時点で思い当たらない。
しばらくはオンリーワンの存在になりそうなこの「Majestouch MINILA Air」、後継でも出ない限りメインとして
使っていく予定です。最後に一言、どうせ買うなら有線モデルよりBluetoothモデルの方がいいですよ。




FILCO Majestouch MINILA Air Cherry MXスイッチ赤軸 日本語配列カナなし Bluetooth3.0ワイヤレス接続 ダブル親指Fnキー配列コンパクトメカニカルキーボード 6キーロールオーバー ブラック FFBT68MRL/NB
FILCO(2013-09-20)
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