センチュリー 『BLACK PAWN』 レビュー ~外観~

BLACK_PAWN_01.jpg


11月に発売されたセンチュリーのキーボード「BLACK PAWN」。
幅300mmを切る最小クラスのコンパクトサイズ、かな文字なしの日本語配列、キーバックライト搭載など
以上の条件では史上初登場となるメカニカルキーボード。こういうタイプを好んで使っている自分としては
買わざるを得ない・・・・というわけで赤軸モデル(CK-67CMB-RDJP1)を購入。外観から触れていきます。

CHERRY MX キースイッチ/ブルーLEDバックライト搭載メカニカルキーボード BLACK PAWN
http://www.century.co.jp/products/special/black_pawn/





BLACK_PAWN_02.jpg



BLACK_PAWN_03.jpg



BLACK_PAWN_04.jpg


まずは中身を確認。キーボード本体、USBケーブル、交換用キーキャップ、キー引き抜き工具、説明書/保証書
といった内容物。保証期間は1年間となっています。






BLACK_PAWN_05.jpg



BLACK_PAWN_06.jpg



BLACK_PAWN_07.jpg



BLACK_PAWN_08.jpg



BLACK_PAWN_09.jpg



BLACK_PAWN_10.jpg



BLACK_PAWN_11.jpg


キースイッチ:Cherry MX(赤軸/青軸/茶軸/黒軸)、キーレイアウト:67キー日本語配列(かな文字なし)
キーピッチ:19mm、キーストローク:4mm±0.5mm、サイズ:幅295x奥行き102x高さ38mm、重量:約570g
同時入力数:最大6キー、ケーブル長:1.5mm(着脱式)、という仕様。

必要最低限とも言えるシンプルでコンパクトなデザインのメカニカルキーボード。センチュリーは似たような
タイプのキーボードを結構前から取り扱っていましたが、いずれも海外メーカー製の英語配列でしたので
前述のとおりこの仕様は史上初登場です。






BLACK_PAWN_12.jpg



BLACK_PAWN_13.jpg



BLACK_PAWN_14.jpg


キーレイアウトは67キー日本語配列のコンパクトサイズなので、フルサイズやテンキーレスに比べると
特殊な配列ですが、独自のキーがあるわけでもなく同タイプの中では無難な印象。キートップの印字は
バックライトで光るよう半透明になっています。






BLACK_PAWN_15.jpg



BLACK_PAWN_16.jpg



BLACK_PAWN_17.jpg


Fnキーとの組み合わせで操作できるキーは画像のとおり一杯。F1~F12キーやDelete~Pauseといった
通常キーの他に、バックライトON/OFF・輝度調整・音量調整/ミュート・Webブラウザ起動などもあり。






BLACK_PAWN_18.jpg



BLACK_PAWN_19.jpg



BLACK_PAWN_20.jpg


キーキャップを全部外して確認。全てのキーにCherry MXスイッチ&LEDが積んである。一つ気になったのが
Enter・左Shift・スペースのキーにスタビライザーがない(正確に言えば内側にある)。そのせいかこれまで
使った事のあるメカニカルキーボードとは打鍵感が違っている。一言で言うならメカニカルらしくないとも感じる
ややスコスコ気味のキータッチになっています。許容範囲ですが決して良いとは言えませんね。






BLACK_PAWN_21.jpg



BLACK_PAWN_22.jpg



BLACK_PAWN_23.jpg


キーバックライトのカラーは濃いめのブルー、輝度調整は7段階。うまく撮れなかったので実際の光り具合が
伝えられない・・・・最大輝度の状態は眩しいと思うレベルなので光量は十分、最低輝度は紫っぽく光ります。






BLACK_PAWN_24.jpg


裏面には滑り止め用のラバーシートが4ヶ所に設置、グリップの効きは十分良い。スタンドはないので
角度調整はできません。






BLACK_PAWN_25.jpg


裏面右にあるDIPスイッチはキーのカスタマイズが可能。①Windowsキーのロック、②CapLock⇔Ctrlの入替
③Esc→E/Jへの変更、④Windowsキー→Fnキーへの変更、という内容。






BLACK_PAWN_26.jpg


裏面中央の名板はアルミ製。レーザー刻印でモデルナンバー(型番)とシリアルナンバーが記載。






BLACK_PAWN_27.jpg


ケーブルをつなぐUSB端子(MiniUSB)は左側にあり。個人的にこの位置は邪魔にならないので好印象。






BLACK_PAWN_28.jpg


前面の高さを測ってみると、フレーム部までが約18mm、キーを含めて約28mm,、という結果に。






BLACK_PAWN_29.jpg


キーボードのみの実重量は約552gという結果に。スペックの重量はケーブルも含まれている?






BLACK_PAWN_30.jpg


付属品のキーキャップはDIPスイッチでカスタマイズした際の交換用。キー引き抜き工具は必要十分ですが
全部バラす際はこれを使おうとは思わない。FILCOの「KeyPuller FKP01」(AA)を用意した方がいいでしょう。






BLACK_PAWN_31.jpg



BLACK_PAWN_32.jpg



BLACK_PAWN_33.jpg


まだ届いたばかりの状態なので今回はここまで。続きはそれなりに使ってから後日またレポートします。
第一印象は・・・・これまで同タイプと言える「Majestouch MINILA」(AA)を使っていましたが、同じ赤軸でも
打鍵感・打鍵音が意外に違うものだと実感できる。 「BLACK PAWN」は安っぽいわけではないけれども
重量的(約670g)にもしっかり作り込まれているとわかるMINILAに比べて、何というか少しおもちゃっぽい。
とはいえ比較抜きで見れば悪くない出来ですし、極限まで削ぎ落としたような外観は素晴らしいですね。

<続き>
センチュリー 『BLACK PAWN』 レビュー ~使用感~

http://watchmonoblog.blog71.fc2.com/blog-entry-3853.html




センチュリー BLACK PAWN CHERRY赤軸キーボード CK-67CMB-RDJP1
センチュリー(2013-11-23)
売り上げランキング: