HyperXのワイヤレスゲーミングマウス『Pulsefire Dart』の分解レポート

2019年9月に発売されたHyperXのマウス「Pulsefire Dart」。
王道的なエルゴノミックデザインにトップグレードのスペックとQi規格のワイヤレス充電機能を備えたワイヤレスゲーミングマウス。Qiを備えているタイプでは一番軽量のモデルだったりしますが、分解レポートが投稿されていたので見てみます。
Pulsefire Dart - ワイヤレスゲーミングマウス | HyperX
https://www.hyperxgaming.com/jp/mice/pulsefire-dart-wireless-gaming-mouse












(via weistang)
主要パーツや各部の詳細を見ていくと、センサーは公称どおりトップグレードのPixart PMW3389。メインクリックのマイクロスイッチも公称どおりオムロン製で耐久性5000万回のD2FC-F-K(50M)。サイドボタン・中央ボタンのマイクロスイッチやホイールエンコーダーはkailh製。無線用の2.4GHz SoCは他社のフラッグシップモデルでも使われているNordic Semiconductor社のnRF52840。ワイヤレス充電用のICはIDT社のP9025AC。バッテリー容量は800mAh。また、トップカバー側の内部を見るにメインクリックは他社で言うメカニカルテンションシステムみたいな構造ではなく至って普通の作り。
主要パーツはトップグレードのものなので申し分なし、他のパーツもよく見かけるのでここがダメという点も特になし。Qi搭載のタイプでは一番軽いモデルだと最初に触れましたが、Qi関連の部品を見ると重量の加算に割と影響していそうな印象。110gの重量はワイヤレスゲーミングマウス全体で見れば決して軽い部類ではありませんし、もしQiを載せなかったならどれくらいの重量になっていたかは結構気になるところでしょうか。他の部分に目を向けるとインターフェイスにUSB Type-Cを使っているのはゲーミングマウスだとまだ少数派で目新しいですね。