ロジクールのワイヤレスゲーミングマウス『G604 LIGHTSPEED』を入手した

2019年11月に発売されたロジクールのマウス「G604 LIGHTSPEED」。
「G602」の実質後継機になるであろう15ボタン搭載のワイヤレスゲーミングマウスで、HERO 16Kセンサーや高速スクロールホイールなど性能・機能とも充実していて見どころが多いモデル。実機を試す機会をいただいたので今回は入手報告みたいな形で軽いファーストインプレッションを記しておきます。
ロジクールG604 Lightspeedワイヤレス ゲーミング マウス
https://gaming.logicool.co.jp/ja-jp/products/gaming-mice/g604-lightspeed-wireless-gaming-mouse.html








仕様・特徴は次回のレビューで詳しく触れるので今回は割愛、詳細は公式サイトの製品情報を参考に。内容物はマウス本体・単三電池・USBレシーバー・USBレシーバーエクステンダーケーブル・ガイド類・保証書・ステッカー。昨日届いて数時間使った程度の状況ですが、現段階での感想は以下のとおり。
◆G602とはサイズも形状も異なる・・・・G602は既に手放したのでちゃんとした比較はできないけれどもG604の方が実寸でもサイズが小さく、形状は違っている感があり。個人的にG602は形状が合わなかった、G604は合う。
◆握るスタイルは”かぶせ持ち”になる・・・・手の大きさによるけれどもこのサイズこの形状は”かぶせ持ち”のスタイルになると思う。個人的にロジクールGのワイヤレスモデルでは一番合いそう。
◆公称どおり重量はそれなりに重い・・・・付属の単三電池を入れて135gとなっている重量は数字どおり重い。G602よりは軽いけれども最近のワイヤレスゲーミングマウスとしては重量級の部類に入る。
◆バッテリーが乾電池なので軽量化の余地はある・・・・単三電池を単四電池+変換スペーサーにする事で軽量化は可能。バッテリーの容量を下げて軽量化する形なので電池寿命は当然トレードオフになる。
◆クリック感の硬さ・深さは中間という感じ・・・・メインクリックの感触は硬くもなければ柔らかいというわけでもなくストロークは深くも浅くもなくて、なんというか好き嫌いはそこまで分かれない無難な感じ。
◆サイドボタンは前方・中間の4個は比較的押しやすい・・・・結構出っ張っているサイドボタンは区別しやすくて意外に押しやすい。後方の2個は位置的に少し遠いのでスムーズに押すには慣れと工夫が必要。
◆高速スクロールホイールの精度はMX Master系よりさすがに落ちる・・・・ホイールはスピンだとスルスル回ってラチェットだとガリガリ回る。上出来だとは思うが「MX Master 3」のものに比べると精度は当然落ちる。
◆G HUBは初見だとやや見づらさを感じる・・・・ソフトウェアのG HUBをインストール後に少し設定して思ったのは、ちょっと見づらいかなと。これは慣れればどうって事ないとも思う。
◆ファームウェアはG HUB経由で更新される・・・・G HUBをインストールして起動するとファームウェアの更新もあり。自動でやってくれるのは手間いらずで良し。
◆本体のカラーリングは黒一色のマットブラック・・・・イメージ画像や写真だとダークグレーにも見えたカラーリングは実際に見るとゲーミングデバイスらしい黒一色。陽や照明が当たると色合いが違って見えるかも。
◆光沢パーツ部の保護シートは剥がしづらい・・・・ホイール前後の光沢パーツに保護シートが貼られていて、後方が特に剥がしづらくてパーツに少し傷つけてしまった。ピンセットか何か使った方がいいかも。
G602の形状が本当に合わなかったので実質後継機のこれもそのあたり心配でしたが、全然問題なかったどころか同社のゲーミングマウスではMX518系に次いで握りやすい。出っ張ったサイドボタンが親指のストッパーにもなっている形でホールド感も良好。筐体の材質も各所で言われていたとおりG602に比べて改良されている。バッテリーが乾電池というのは今やオールドタイプなので良し悪しの意見が分かれそう、でも上記の軽量化や事前に予備を準備しておけるというメリットもある。とりあえずMMO/MOBA向けとしては良い部類に入るし普段使いでも実用性が高い、と思える第一印象です。真っ当なレビューはある程度使ってからですね。
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