2019年10月に発売されたマウス・キーボードを見てみる

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新型やリニューアル版それにマイナーチェンジも加えると月単位でもそれなりの数が発売されているマウスとキーボード。それらをすべて取り上げるのはちょっと無理ですが、該当する新製品もしくは関連製品をざっとピックアップしてみます。今月はRazerが注目の新製品をリリース、その中には日本先行発売もあって個人的にも気持ちが高まりました。

2019年9月に発売されたマウス・キーボードを見てみる
https://watchmono.com/blog-entry-10093.html





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10/31に発売されたRazerの「Razer Tartarus Pro」。
シリーズ化している左手用デバイスのTartarusに上位版となるProモデルが登場。筐体の作りは前作のV2と変わってないように見えますが、注目はこれが初出となるアナログオプティカルスイッチ。どういう感触なのか以前にメカニカルの類なのかすらよくわからない状況なので、こればかりは触れてからですね。

PC Gaming Keypad - Razer Tartarus Pro
https://www2.razer.com/jp-jp/gaming-keyboards-keypads/razer-tartarus-pro




Razer
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10/31に発売されたRazerの「Razer Viper Ultimate」。
大きく注目を集めた軽量ゲーミングマウスの姿形そのままにワイヤレス化を実現したモデル。ワイヤレスでも重量が74gという驚異的な軽さ、しかもトップグレードのスペックで実現しているのでこれまたすごいものを出してきたなと。ロジのGPWキラーとなるのかも今後の見どころです。

Wireless Gaming Mouse - Razer Viper Ultimate
https://www2.razer.com/jp-jp/gaming-mice/razer-viper-ultimate




Razer
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10/31に発売されたRazerの「Razer Huntsman Tournament Edition」。
これが初出となるリニアタイプの光学式スイッチ・Razer Linear Optical Switchesを採用したテンキーレスのゲーミングメカニカルキーボード。競技向けの”Tournament Edition”としてはこれまで以上に実用性重視の作りとなっているので、同社の同類で最高傑作になるのではないかと思っています。

【キーボード】Razer 『Razer Huntsman Tournament Edition』 画像など
https://watchmono.com/blog-entry-10170.html




Razer
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10/4に発売されてSteelSeriesの「Apex Pro」。
0.7msの高速レスポンスでアクチュエーションポイントの調整もできるキースイッチ”OmniPoint”採用のゲーミングメカニカルキーボード。ゲームプレイ時の速さを追及したい人には格好のモデルだと思いますが、発売開始時30,000円超という高額なところはどうしてもネックになりそうなので、ある意味製品名どおりプロ向けと言えるかもしれませんね。

【キーボード】SteelSeries 『Apex Pro』 画像など
https://watchmono.com/blog-entry-10086.html




SteelSeries
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(via AKIBA PC Hotline!)

10月中旬に発売されたエレコムの「TK-ARMA30」。
新ゲーミングシリーズ”ARMA”から登場したFPS向けのゲーミングメカニカルキーボードで、こちらはテンキーレスのモデル。FPS向けと謳っているだけあって日本語配列でも変換/無変換キーを省いてスペースキーを長くしており、そこは人によって大きなプラス要素となりそう。独自設計の薄型メカニカルスイッチ採用という点も気になるところ。

ARMA FPSゲーミングキーボード(コンパクト) - TK-ARMA30BK
https://www.elecom.co.jp/products/TK-ARMA30BK.html




エレコム
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10月中旬に発売されたエレコムの「TK-ARMA50」。
新ゲーミングシリーズ”ARMA”から登場したFPS向けのゲーミングメカニカルキーボードで、こちらはフルサイズのモデル。主な特徴は上記のテンキーレスモデルと共通なので以下同文。他に何かコメントするならエレコムはゲーミングデバイスを一応継続的に出していますが、一般向けみたいな事務製品くささがどうも残っていて垢抜けていないですね。

ARMA FPSゲーミングキーボード(フルサイズ) - TK-ARMA50BK
https://www.elecom.co.jp/products/TK-ARMA50BK.html




エレコム
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10月中旬に発売されたセンチュリーの「Flat 60 RGB」。
最近はすっかりキーボード製品を出さなくなったセンチュリーが久々にメカニカルキーボードをリリース。KB Paradice製の60%レイアウトでロープロスイッチを採用した薄型モデル。そのキースイッチは巷でよく使われているkailh製ではなくFraly製の模様。キーボード自体はどこかで見たような既視感があります。

ゲーミング・メカニカルキーボード ”KB Paradice『Flat 60 RGB』” 新登場 - 株式会社センチュリー
http://www.century.co.jp/press/20191018




センチュリー
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10/7に発売されたHyperXの「HyperX Alloy Origins」。
独自のHyperXメカニカルスイッチを採用したフルサイズのゲーミングメカニカルキーボード。そのキースイッチは一般的なCherr MX系のものより高速反応を謳っていますが、上記でも触れている他社の新スイッチを見てからだとインパクトはそこまででもないかと。

Alloy Originsメカニカルゲーミングキーボード | HyperX
https://www.hyperxgaming.com/jp/keyboards/alloy-origins-mechanical-gaming-keyboard




HyperX Alloy Origins
posted on 2019.10.30
キングストンテクノロジー
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10月上旬に発売されたHyperXの「HyperX Double Shot PBT Keycaps (White)」。
トップがPBT製で側面が半透明になったダブルショット構成のキーキャップセット、最初に出たのはブラックモデルでしたが続く形でホワイトモデルも日本発売開始。側面がそもそもホワイトなのでトップもホワイトのこれは白一色と言える外観になり、インパクトがより増した感があり。

HyperXの側面透過型キーキャップセット『HyperX Double Shot PBT Keycaps』のホワイトモデル
https://watchmono.com/blog-entry-9996.html




キングストンテクノロジー
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10月下旬に発売されたDELLの「AW610M」。
先月に一斉公開されたALIENWAREブランドのゲーミングデバイスは10~11月に日本でも発売が決まり、これは上位モデルとなるワイヤレスゲーミングマウス。トップグレードのスペックで特異な形状だけれども意外に使いやすそうな一品。ただ、ALIENWAREのアクセサリという域から超えるものではないというか、ALIENWAREユーザー向けですね。

【マウス】DELL 『AW610M』 画像など
https://watchmono.com/blog-entry-10146.html








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10月下旬に発売されたDELLの「AW310M」。
以下同文のALIENWAREブランドから登場したワイヤレスゲーミングマウスで、こちらはAW610Mと比べて色々とグレードダウンしている下位モデル。バッテリーは乾電池使用で内容的にライトユーザー向けの感は有りますが、価格はライトユーザー向けではないかな・・・・10,000円超は正直高いです。

DELL、乾電池使用のワイヤレスゲーミングマウス『AW310M』
https://watchmono.com/blog-entry-10028.html








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10月下旬に発売されたDELLの「AW510M」。
上記2モデルと共に登場したALIENWAREブランドのゲーミングマウスで、こちらは有線モデル。本体の形状はAW610Mと同じですが、単なる有線版ではなくサイドボタンが多く搭載されているという違いがあり。重量は公称だと91gなのでサイズの割に軽い方。これで価格が抑えられていれば結構良さげでしたが、12,000円台とガッツリ高いです。

DELL、有線で10ボタン搭載の新型ゲーミングマウス『AW510M』
https://watchmono.com/blog-entry-10098.html




Dell
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(via twitter)

10月中旬に発売されたエレコムの「M-ARMA50」。
新ゲーミングシリーズ”ARMA”から登場したFPS向けのゲーミングマウス。全長106.6mmという結構な小型サイズで重量は約84gとそこそこ軽め、スペックはトップグレードと言える内容。既に賞賛しているユーザーも見かけましたし、小さいタイプをつまみ持ちで使うスタイルの人には需要ありそうでしょうか。

ARMA FPSゲーミングマウス(8ボタン) - M-ARMA50BK
https://www.elecom.co.jp/products/M-ARMA50BK.html




エレコム
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10月中旬に発売されたGloriousの「Model O-」。
ハニカムデザインの軽量ゲーミングマウスで人気を博しているModel Oの小型バージョンが日本でも発売開始。海外では一足早く出回っていたので取り寄せて入手している人は既に多くいそうですが、日本正規品で出る事自体がそもそもすごいと思うので代理店さん頑張っている印象。

Glorious Model O Minus (Matte Black) – Glorious PC Gaming Race
https://www.pcgamingrace.com/products/glorious-model-o-minus-matte-black




グロリアス(Glorious)
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10月上旬に発売されたBenQの「ZOWIE S1 / ZOWIE S2」。
このゲーミングマウスはDivinaモデルが先にリリースされていましたが、後から通常モデルが出るという異例の形に。海外で先日発売された新型のマウスバンジーもDivinaモデルでしたし、ピンク・ブルーのカラーリングも割と好評を得ているので今後出る新製品は同じパターンが増えていくかもしれませんね。

S1 ゲーミングマウス | BenQ ZOWIE Japan
https://zowie.benq.com/ja/product/mouse/s/s1.html




ベンキュージャパン
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