FiiO、新型のデスクトップUSB DAC/ヘッドホンアンプ『K5PRO』

海外で見かけたFiiOのアンプ「K5PRO」。
「K3」の上位モデルとなるであろう据え置き型のデスクトップUSB DAC/ヘッドホンアンプ。そのK3よりも据え置き型らしいと言えるサイズで電源はACアダプタを使う仕様ですが、価格の割に魅力的なスペックを備えています。
K5PRO
https://www.fiio.com/k5pro







AKM製の高性能DACチップ・AK4493EQ採用、高品質オペアンプ・TPA6120A2/OPA1642採用、768kHz/32bitのPCMデータおよびDSDデータのネイティブ再生対応、オールアルミニウム製のボディ、ギャングエラーを効果的に排除するADCボリュームコントロール機能、RGBインジケータ搭載のボリュームノブ、Gain切替スイッチ・入力切替スイッチ搭載、ノイズを最小限に抑えるDC 15V電源採用、などが特徴。入力端子はUSB/RCA/同軸デジタル/光デジタル、出力端子はRCA/6.3mm、サイズは120.5x130x55m、重量は約436g。
DACチップやUSBデコード用チップそれにADCボリュームコントロールなど先日発売されたフラッグシップのポータブルヘッドホンアンプ「Q5s」(AA)と共通点がいくつかあり、さすがに同等とまではいかなくともそれに近い性能を据え置き型で期待できそうな印象。価格に関しては拠点の中国だとK3の1.4割強ほど高い設定。仮に日本でも発売されるとして高く見積もっても20,000円前後でしょうから、その価格帯のUSB DAC/ヘッドホンアンプとしては注目株になるかもしれませんね。
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