ロジクール 『K375s』 レビュー ~使用感~

Logicool_K375s_24.jpg


2016年11月に発売されたロジクールのキーボード「K375s」。
2つの通信方式に対応(Unifying/Bluetooth)&Easy-Switchボタン搭載を主な特徴としたワイヤレスキーボードで、スマートフォン/タブレットスタンドも付属しているマルチデバイス対応モデル。ある程度使ってみてどういうものなのか大体把握できたので、今回はレビューを完結させる形で使用感について触れていきます。

ロジクール 『K375s』 レビュー ~外観・構造~
http://watchmono.com/blog-entry-6991.html






Logicool_K375s_25.jpg


■キータッチの感触は軽いようで重くも感じる。しっかり押さないといけないタイプ
キースイッチは至って普通のメンブレンで、押下圧などのスペックを見てもキーを押すのにそこそこの力が必要になりそうなこのキーボード。実際のキータッチはキーキャップが薄型になっている事もあってか軽いと錯覚したりもしますが、入力は底打ちするくらいにしっかり押さないといけないので重いとも感じる。軽いタイプを常用している人がこれに乗り換えると、慣れるまでは指が疲れやすいかもしれない。ガシガシっと強く打つスタイルを好む人には合っていると思います。






Logicool_K375s_26.jpg


■キーキャップは薄型でトップが広々としているが、これが合うかは好みと慣れ次第
キーキャップはベーシックなタイプに比べると薄型で、トップの面積はキーピッチの数字以上に広くも感じる。そのトップの形状はフラットではなく微妙に窪んでいますが、これを打ちやすいと感じるかは好みと慣れ次第でしょうか。アイソレーション設計ではないのでトップが広いとキーの間隔がほとんどないようにも感じ、窪んでいてもキーの判別に迷う事がたまにあったので・・・・。でも至ってスタンダードなフルサイズですから特定のキーだけ妙におかしいっていう事もなく、慣れれば特に問題なく使いこなせそうです。






Logicool_K375s_28b.jpg


■最上段のキーはショートカット機能がデフォルトだが、ソフトウェアで変更できる
通常ならF1~F12のキーが備わっている最上段は、ショートカット機能の方がデフォルトでF1~F12はFn経由になっている。この仕様を好まない人は少なからずいるようですが、別に今はじまった事ではなくロジクールやマイクロソフトの一般向けモデルはむしろこっちの方がスタンダードになってきていますし、モバイル端末でも使う事を想定したこのキーボードには適しているとも思う。ちなみにPCで使う場合は後述するソフトウェアを使用すれば、F1~F12をデフォルトに変更する事が可能です。






Logicool_K375s_27.jpg


■Easy-Switchボタンは本当にワンタッチで切り替わるので快適
このキーボードのメイン機能と言っても過言ではないEasy-Switchボタンは、端末の登録も切り替えも本当にワンタッチで済むので快適そのもの。ちなみにUnifying(PC)接続をする場合はボタン3枠のうち1枠を使う形になるので、Bluetooth接続の端末登録は2台しかできません。






Logicool_K375s_29.jpg


■Unifying/Bluetooth両対応の通信方式は画期的と言える
ロジクールのキーボードでこれが初というわけではありませんが、少し前のモデルはEasy-Switchボタンを搭載していても通信方式はBluetoothだけだったので、Unifyingでも接続できる新仕様は画期的の一言。デスクトップPCで使う場合はどちらかと言えばBluetoothよりUnifyingの方が無難ですし、ロジクールの対応機器と組み合わせるならレシーバー1個で済みますし、これは今後出る新製品でどんどん採用してもらいたいですね。






Logicool_K375s_30.jpg


■幅広く対応しているOSは特にどれも問題なさそう
OSはWindows/Android/Mac OS X/iOS/Chrome OSに対応しているこのキーボード。自分はそのうち3つ(Windows/Android/iOS)でしか試していませんが、いずれもスムーズに接続できて問題なく使えそうな印象。普通に入力できますしメディアキーやショートカット機能もちゃんと機能している。OSのバージョンがよほど古いものでなければ、つながらない使いものにならないって事はまずないでしょう。






Logicool_K375s_31.jpg


■耐水設計は水が抜ける構造になっていて、飲み物をこぼした程度のトラブルなら問題なさそう
キーの隙間を覗いてみると裏面に貫通した穴が所々にあって、キーボード上に水をこぼしてもそこから抜ける構造になっている。キーまわりを見ても隙間のない作りになっていますし、飲み物をこぼしてキーボードがダメになるっていう事は多分なさそう。ただ、あくまで耐水設計であって防水設計ではありませんから、水洗いとかは言うまでもなくNGです。






Logicool_K375s_32.jpg


■キーボードの出来は上位クラスに比べると、さすがに見劣り感がある
このキーボードを他の機種と比較するなら価格や型番が近いモデル(同社製品ならK2xx/K3xx)が適しているとは思いますが、あいにく該当するものを所持していない・・・・。同社製品で所持しているのは型番的に最上位となるモデル、このあたりと比較するとさすがに何もかも劣っている印象。”静かで快適なタイピング”と謳っていても上位クラスを知っていると、こちらはとても静音とは思えないくらい差がある。価格相応の違いはありますよという事で。






Logicool_K375s_33.jpg


■スタンドは一般サイズのスマートフォン/タブレットで使うなら余裕の安定性
”ユニバーサルスタンド”と称したスマートフォン/タブレット用のスタンドは、スマートフォンならどんな機種でも大丈夫。タブレットは横置きなら15インチくらいでもいけそう、縦置きは10インチくらいならいけない事もない、そんな感じです。モバイル端末に該当するサイズなら安定して使えると思います。






Logicool_K375s_34.jpg


■ソフトウェアその1、[キーボード]の項目は特定キーの割り当てや最上段の設定変更が可能
PC用のソフトウェアは「Logicool Options」を使用する。このキーボードは特定キーの割り当てや変更・無効にする事が可能。ただし割り当てができるのはEasy-Switchボタン右隣の3キーと、home・PgUp・PgDnにあるFn経由の3キーのみ。上記で触れたF1~F12の変更は左下にある項目にチェックを入れればできます。あと、右下にあるバッテリーマークにカーソルを持っていくとバッテリー状態も表示されます。






Logicool_K375s_35.jpg


■ソフトウェアその2、割り当ての内容はキーごとに違い、自由度は決して高くない
キーの割り当てはウィンドウ最大化/最小化やアプリケーション起動など共通しているものもありますが、そのキーだけにしかないものも複数あって自由度は決して高くない。とはいえ変更する人はあんまりいないと思いますし、基本的なショートカット類は備わっているので十分ではないかと。






Logicool_K375s_36.jpg


■ソフトウェアその3、[Easy-Switch]の項目は登録端末の詳細を表示
[Easy-Switch]の項目は登録した端末の詳細を表示するだけ。あと、このソフトウェアを使うPCに接続している場合、例えば1番に登録しているなら1番の欄がグリーンで表示される。それくらいですかね。






Logicool_K375s_37.jpg


■ソフトウェアその4、[その他の設定]の項目は通知のON/OFFや特定キーの無効が可能
左下にある増加のボタンを押すと[その他の設定]の項目が表示され、ここでは通知のON/OFFや特定のキーを無効にする事が可能。その内容は画像を参考に。






Logicool_K375s_38.jpg


■総評:基本部分の出来は及第点。通信機能は画期的なので、そこを活用できるかがポイント
最後にまとめる形で感想を。自分は普段から様々なキーボードを見ているので、このモデルを下手に賞賛するような事をすれば嘘くさくなると思う。なので率直に言うと基本部分の出来は悪いところもないが良いところもない、好意的に評しても及第点です。新型ではなくエントリークラスの既製品をベースにしていますし、その既製品をここで取り上げた時はあまり良い目で見ていませんでしたし・・・・。実際に使ってみて慣れれば実用的に全然ダメっていう事もない、一般的なメンブレンキーボードとしては悪くないかなと見直す感じになりましたが、それでもやっぱり及第点です。ただし通信機能の面は一転して画期的かつ革新的だと評したい。

上記で述べたとおりUnifying/Bluetoothの両方に対応した通信方式は本当に使い勝手が良く、端末の切り替えはEasy-Switchボタンで瞬時に完了するので、PCもスマートフォンもタブレットも一つのキーボードで使いたいという人には理想的だと思う。自分が所持している上位クラスもこの通信機能が備わっていれば文句なしなのに・・・・。あと、ユニバーサルスタンドは上出来の一言、これだけで1,000円の価値はあるでしょう。そんな感じでチープさが否めない部分はあるけれども、総合的に見れば”Multi-Device Wireless Keyboard”の名に相応しいキーボードになっているのではないかと。ちなみにグラファイト/オフホワイトのカラーになっている「K370s」(AA)も存在するので、明るめの色合いが好みならそちらの方を選んだ方がいいでしょうね。




ワイヤレスキーボード&スタンドのセットモデル
ビックカメラ楽天市場店



  

- ヲチモノ -


ここは個人的に気になるモノを色々とチェックしてます。PC・ガジェット・デジモノ・家電・自転車・アニメ・ホビーなど、ジャンルはフリーダム。たまに買った物をレビューしてます。ブログはいつも試行錯誤中。御用の方はメールフォームかTwitterの方へお願いします。

webtreatsetc-blue-jelly-twitter-logo-square.pngwebtreatsetc-blue-jelly-rss-cube.png

WWW検索 ブログ内検索

- スポンサードリンク -

- カレンダー -

- アーカイブ -

12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09