ARCHISS 『ProgresTouch RETRO TINY』 レビュー ~使用感~

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2016年9月に発売されたARCHISSのキーボード「ProgresTouch RETRO TINY」。
特殊コンパクトサイズと言える横長デザインのメカニカルキーボード。メインで使うようになってから1ヶ月ほど経ちましたが、今回はレビューを完結させる形で使用感について触れていきます。

ARCHISS 『ProgresTouch RETRO TINY』 レビュー ~Majestouch MINILAとの比較~
http://watchmono.com/blog-entry-6814.html






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■打鍵感に不満は無し。ただし同じキースイッチでも比較機種によっては感触が微妙に違う
自分が選んだのは赤軸のモデル、今まで使っていたメカニカルも赤軸。TINY単体で見れば打った時の感触は至って良好で、土台がしっかり作られていないみたいな頼りなさを感じる事もなく、赤軸の気持ちよさを殺してはいない打鍵感になっている。ただ、他機種との比較となると同じ赤軸でも微妙に違ってくる場合がある。前回Majestouch MINILAと比較した時にも少し触れましたが、TINYはMINILAに比べると微妙に軽く柔らかい印象。そこを良し悪しどう捉えるかは好み次第でしょうか。自分は当初その軽い柔らかいが頼りないと感じたけれども、慣れてしまえばこっちもアリだなと今は思っています。






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■スペースまわりのキーを逆向きにするスタイルはこれでも有効
キーボードファンの間では周知となっているキーの逆向きスタイル。親指で押すことが多いキーを逆向きにすると前傾になって押しやすくなるというお手軽なカスタムですが、TINYにも有効だと思う。これに限らずCherry MX系の一般的なメカニカルならどれでもやる事はできますし、合わないなら合わないで元に戻せばいいだけですし、一度お試しあれ。






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■特殊コンパクトサイズのポジションも慣れてしまえばどうって事ない
手のポジションに関してはフルサイズやテンキーレスからの乗り換えなら何の問題もないでしょうし、キーの少なさを使い慣れる事でカバーすればコンパクト&スリムなサイズの良さを存分に体感できると思う。ただし幅300mm前後のコンパクトサイズから乗り換えだと、横に30mmくらい長くなっただけでも結構戸惑ってしまう。そこをカバーできるかは個人差と慣れ次第、自分が言える事は”慣れてしまえばどうって事ない”の一言です。キーボードと手の位置を少し左寄りにして1ヶ月くらい使っていれば意外と対応できるものですね。






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■純正リストリストは本当にベストマッチ。新たなポジションを築き上げる事ができる
TINYに合わせて登場したリストレスト(Massive Wrist Rest)は、純正品なだけあって横幅も高さもピッタリなサイズになっている。これも導入して3週間くらい経ちましたが、個人的にはこの組み合わせがベストだと評したい。手の位置がキーボードのフレーム部とフラットになるポジションは想像以上に良く打ちやすい。自分は今までどのキーボードでもスタンドを立てていたのに、このリストレストは逆に立てないスタイルになった。スタンドの角度に不満を感じていましたから、それもある意味解消です。一つ不満点があるとすれば導入前から危惧していた耐久性。ゴムスポンジに布を貼り付けただけの作りなので、端の部分とか早速ボロが出てきています。欲を言えば状態を気にしないでいい材質のものを出してほしいです。






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■キーキャップの品質は非常に良いの一言
刻印が擦れたり変色しない事を長所としている2色成形のキーキャップ、1ヶ月使った程度ではほとんど劣化が見られない状態。皮脂や指紋の付着でトップがテカるような事もなく、刻印は真っ白なまま。人によってはキーキャップ次第で打鍵感が変わってくると感じる人もいるようですが、そのあたりも上出来でしょう。品質は非常に良いの一言。






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■フレームもキーキャップ同様に見栄えは変わらない
キーキャップとほぼ同じ質感になっているフレームも皮脂や指紋が目立つ事なく、見栄えは新品時をほとんど変わっていない印象。通常は触れる機会がほとんどないスリムな作りですし、普通に使っていれば今後も気にする事はないでしょう。






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■InsertのLEDは当初気になったが、ここも慣れれば何とも思わなくなった
TINYは[ESC]を[E/J]に反転する場合、DIPスイッチではなくFn+Qで切り替える仕組みになっている。その際にInsertのLEDが点灯しますが、当初はこれが目障りでしょうがなかった。グリーンの色がどうも浮いているというか悪目立ちしている感じがして、一時は取り外してしまおうかと思うほど(面倒なのでやめた)。光り具合がそこまで激しくはないのでもういいやと半ば諦め気味に使っていたら、次第に何とも思わなくなりました。許容ではなく妥協です。






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■コンパクトサイズからの乗り換えはメリットとデメリットがある
似たような条件のコンパクトサイズと比べた場合、前回のMINILAとの比較でも触れましたがメリットとデメリットがある。メリットはカーソルキーありでも配列はほぼ標準的な形を実現しているところ。デメリットは右に30mm前後増えた横幅が数字以上に影響を感じるところ。そのデメリットは上でも述べたとおり、慣れでカバーできない事はない。でも慣れる事ができるかは人によると思う。自分はMINILAから乗り換えるか元に戻すかちょっと前まで悩んでいましたが、今はTINYをメインに使っていこうと結論出た状態。このサイズでカーソルキーが備わっていても窮屈感はないですし、やっぱり標準的な配列の方がいいです。






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■総評:このタイプの日本語配列でカーソルキーと標準的な配列を求めるならこれしかない
LEOPOLD FC660系と言えるこのタイプは英語配列ならその本家が存在し、中華系まで視野を入れればキーバックライト搭載&Bluetooth接続モデルみたいな珍品もあって、選択肢は何気に多かったりする。でも日本語配列は後にも先にもこれだけになると思います。同じ作りのメカニカルを出すメーカーなんて思いつかないですし、タイプは少し違うDucky Channelの新型モデル(Ducky Air Bluetooth)を日本語配列にしたとしても標準的な配列は物理的に無理でしょうし。・・・・ですから日本語配列でカーソルキーがあっても標準的な配列になっている、そんなコンパクト・メカニカルキーボードを求めるならこれしかないです。

見方によってはやや消極的なレビューになっているかもしれませんが、キーボード自体の出来に不満はありません。FC660系だけれどもパーツを流用しているわけではないオリジナル品、キースイッチは本家本元のCherry MX、キーキャップは高品質の2色成形、この特殊なタイプがこの作りで10,000円もしないなら十分に合格点が出せるでしょう。英語配列の方は数多く存在するといっても、それらは日本で売っておらず海外から取り寄せの形になりますから、TINYが出た今となってはあえて別のものを選ぶメリットなんてそこまでないのではないかと。個人的にはこの手の日本語配列が出るなんて考えてもいなかったので、出してくれただけでも評価に値しますね。




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