サムスン 『Level U PRO』 レビュー ~海外で割安なネックバンド型Bluetoothイヤホン~

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海外で発売されているサムスンのイヤホン「Level U PRO」。
13mm径ダイナミックドライバー+13mm径ピエゾスピーカーの2ウェイスピーカーユニットや、独自の192kHz/24bit伝送技術・UHQA対応を主な特徴としたネックバンド型のBluetoothイヤホン。本来買う予定はなかったのですが、海外で思っていた以上に安くなっていたので購入。そして思っていた以上に良いものだったので、ざっとレビューでもしてみます。

Level U PRO Wireless Headphones Headphones | Samsung US
http://www.samsung.com/us/mobile/cell-phones-accessories/EO-BN920CBEGUS






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まず価格・購入について。最初に言っておくとこれは日本未発売の製品、というかLevel Uシリーズ自体が日本でまったく展開する気配がないので、今後もそのあたり期待できないのではないかと。価格は定価が99.99ドル、現時点の実売価格が50ドル台後半といったところ。米Amazonだと日本からでも購入可能になっており、単体で買うとしても送料含めた総額で6,800円くらい。本来はモトローラの新製品を買おうかと眺めていたのですが、ふと目に入ったこちらが知らぬ間に随分と安くなっていたので急遽変更したわけであります。






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製品情報をおさらいしておくと、通信方式:Bluetooth 4.1、プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP/HSP、コーデック:UHQA/aptX Low Latency対応、バッテリー:リチウムイオン、連続再生/通話時間:約9時間、連続待受時間:約300時間、重量:45.7g、という仕様。2ウェイスピーカーユニット搭載&マグネット着脱式のイヤホン、192kHz/24bitの伝送が可能な独自技術・UHQA対応、マルチポイント・マルチペアリング対応、バイブレーション機能、フレキシブルジョイント搭載のネックバンドユニット、汗や雨に強い防滴設計、専用アプリ・Samsung Level利用可能、などが特徴。カラーはブラック・ブロンズの2色。開封して中身を確認すると、Bluetoothイヤホン本体・イヤーピース・USBケーブル・スタートガイド、といった内容物。・・・・続いて各部を見ていく事に。






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本体。逆U字型のネックバンドユニットに後方からコードが出ているスタンダードなタイプ・・・・いや、最近はユニットの先端部からコードが出ているタイプが主流なので、これはスタンダードとは言えないかも。質感は金属パーツやラバーコーティングは採用されておらず、全体的にプラスチッキー。安っぽくはないけれども高級感はない。あと、今回はブラックのカラーを選択しましたが、色合いはネイビーに近いです。






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イヤホン部。大径の2ウェイスピーカーユニットを搭載している事とマグネット着脱式になっている事もあってか、ネックバンド型らしからぬ大きさになっている。装着時の感覚はイヤホン部にあれこれ積んでいるボックスレスタイプに近い。重さはそんなに感じませんが、ごっついイヤホン付けてるなーみたいな感じにはなります。イヤーピースは至って普通にシリコン製です。






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イヤホン部(マグネット)。マグネット着脱はご覧のとおりの形で引っ付く。磁力は揺らした程度では簡単に外れない、でも手では簡単に外せる適度な強度。あと、音楽再生の時に引っ付けると一時停止する機能も備わっています。






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ユニット全体。エルゴノミクスデザインを謳っているだけあって、首まわりにしっくりくるような流線的な形状になっている。でもアームと言える部分に柔軟性はないので、服装によっては何かしらのアクションで引っかかる感じになるかもしれない。






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リモコン。3ボタン式になっていて通常は音量調整と再生/一時停止、1秒長押しで曲スキップとS Voice起動(Galaxy端末の音声アシスタント機能)、といった内容。S Voice起動はGalaxy端末以外のものだと音声検索が起動します。






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メーカーロゴ。SAMUSUNGのロゴはユニット先端の裏側に入っている。装着時は見えない位置なので、メーカーロゴを嫌う人へのちょっとした気配りですかね。






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マイクその1。このBluetoothイヤホンは2ヶ所にマイクが備わったデュアルマイク仕様になっており、その1つはリモコンと同じ位置のユニット先端に搭載。






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マイクその2。もう一つはユニット後部、首の斜め後ろくらいに当たる部分に搭載されている。通話を少しだけ試してみましたが、よっぽどうるさい場所や風が強い場所でなければ問題なさそうな感じです。






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フレキシブルジョイント。アーム一帯に柔軟性はありませんが、付け根は折り曲げられるくらいフレキシブルな作りになっている。なので首にかけたり外したりする時はスンナリできる感じでしょうか。






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コード。ネックバンド型やボックスレスで最近よく採用されているフラットケーブルではなく、至って普通の細いタイプ。コードが出ているシルバーのパーツ部分は金属ではなくメッキ加工。ちなみにコードが後方から出ている構造はあまり良いと思えない使用感。ユニットに絡むというか巻きつくような形になる事があるので、取りまわしはイマイチです。






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電源スイッチ。ユニット後方の下部に備わっていて、オフ→オン→ペアリングの順番になっている。オン/オフはそれぞれのサウンドが流れ、オフ/接続完了は少しバイブが発動します。






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USB端子。ユニット後方の上部に備わっていてカバーで保護されている、端子はMicroUSB。あと、この位置にインジケータも備わっています。






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シリーズロゴ。ユニット後方の外側にLEVELのロゴが入っている。前述のとおり日本未発売のシリーズですから、知らない人が見たらサムスン製だとわからないかもしれませんね。






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接続。電源スイッチをペアリングまで押して、端末で検索→接続を行えば簡単にできる。これに限らず最近のBluetoothオーディオ機器は最初の接続さえ済ませれば、後はスムーズにつながるので楽ですね。






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アプリ。シンプルでわかりやすいUI、かつ日本語に対応しているので少し触れば誰でも把握できるであろう内容です。イコライザー調整、通知設定、他アプリとの連携、2台同時接続の設定、音量調整、できる事はざっとそんな感じ。






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アプリ(イコライザー)。60~16kの7段階、ボリュームノブ式(低音~高音、楽器~ボーカル)、ジャンル選択、以上の3タイプで調整する事が可能。






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再生時間。エージングついでに実働の再生時間を測ってみましたが、aptX接続&適度な音量で8時間半といったところ。SBC接続なら公称どおりかもしれません。とはいえ許容範囲というか十分に思える長さです。






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さて、肝心の使用感と音質ですが、使用感は上記で触れてきたとおり短所と思える部分がいくつかあり。イヤホンはネックバンド型なのにデカイ、後方から出ているコードはユニットに絡んで取りまわしが良くない、そのあたりを嫌う人は結構いるかもしれない。ネックバンド型としてはダメダメってわけじゃないけれども、競合機と比べたら使い勝手は悪い方かもしれません。マグネット着脱式は今や珍しくもないですし。・・・・でも音質はそのあたりを払拭するほど結構良い。

使いはじめから少し驚いたのは音のレンジの広さ。大径のドライバーとスピーカーを使っている事もあってか、余裕のあるサウンドに感じられる。音自体は特化型ではなく低音から高音までバランスよく鳴る印象で、一言で例えるなら気持ちのいいダイナミック1発型。最初はエージングした方がいいかなと思う垢抜けなさもありましたが、慣らしていくと徐々にその垢が剥がれていく感じで音の分離も良くなっていった。50時間くらいまでは変化を感じられて面白かったです。

他のBluetoothイヤホンと比較した場合、タイプ問わずだとB&O PLAYの「BeoPlay H5」(AA)など20,000円超のクラスを試聴した時はさすがに敵わないと思いましたが、10,000円前後のネックバンド型を色々試聴した時はそれらに負ける事はまずないだろうと感じた。同クラスの製品はコストを全体的に振り分けているのに対し、これは他の部分を抑えてイヤホンまわりにコストをかけているような。デカイからこそこの音を実現したと考えると、使用感の短所も許容できますかね。

今回の感想はaptX接続で使用しての話。なのでUHQA接続ならもっと良い音が見込めるかもしれない。自分はGalaxy端末を導入する予定がないのでそれを体験できませんが、対応する端末を持っている人は試す価値が十分あると思います。現状7,000円もしない価格でこのサウンドは上出来。ちなみにノイズキャンセリング機能搭載モデル(Level U PRO ANC)も既に登場しているので、これみたいにある程度まで値下がったら買おうかなと検討中です。




LEVEL U PRO HDPHN BLK
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posted with あまなつ on 2016.09.30
Samsung
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