TDK 『TREK Flex A28』 レビュー ~風呂用としては最有力の防水Bluetoothスピーカー~

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2015年5月に発売されたTDKのスピーカー「TREK Flex A28」。
IP65等級の防塵・防水設計&IK07等級の耐衝撃特性のボディになっているボトル型Bluetoothスピーカーで、無指向性360度サウンド構造やMaxxBassテクノロジー採用なども特徴としたモデル。TDKがオーディオ機器から撤退する事が影響してか、以前より随分と安い価格で販売されていたので購入。ざっとレビューでもしてみます。

Bluetoothスピーカー TREK Flex | TDK Life on Record
http://www.tdk-media.jp/audio/speaker/a28/index.html






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まずは開封して中身を確認。スピーカー本体・USBケーブル・取扱説明書、といった内容物。説明書が入っている袋は各国用すべて入っているので結構分厚い(パッケージもグローバル仕様になっている)。保証期間は1年となっています。






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製品概要。通信方式:Bluetooth 3.0+EDR、プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP/HSP、スピーカーユニット:40mm径フルレンジx2、最大出力:4W×2、バッテリー:Ni-MH、連続再生時間:約8時間、充電時間:約3時間、サイズ:197x75x69mm、重量:570g、という仕様。IP65等級の防塵・防水設計、IK07等級の耐衝撃特性、無指向性360度サウンド構造、パッシブラジエーター1基搭載、MaxxBassテクノロジー採用、NFC・ハンズフリー通話・有線使用対応、などが特徴。カラーはブラック・ホワイトの2色。・・・・続いて各部を見ていく事に。






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前面。このスピーカーでは一番何もないと言える部分で、見た目は至ってシンプル。






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上部。ラバーコーティングされている中央のグレーラインには各操作ボタンとインジケータを、左側にはNFCエリアを搭載。






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背面。中央に防水キャップが備わっており、それを外すとインターフェイス類があり。右側のストッパー部には”TREK”のロゴ入り。






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底部。製品の詳細を記載したラベル(プラスチック製)があり。






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側面左側。白い部分はラバー素材、中央はTDKのロゴが入った金属製のエンブレム。






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側面右側。こちらもラバー素材でネジが備わっているだけですが、縦置きをする場合に安定するよう少し凹んだ形状になっています。






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グリル。耐衝撃特性を謳っているだけあって強度はかなり高い。握力がめっちゃ強い人でもなければ力を目一杯入れても変形させる事はできないと思う、それくらい硬いです。






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操作ボタン。左から電源・音量ダウン・音量アップ・Bluetooth(ペアリング)・再生/一時停止&電話応答&曲スキップの計5個。いずれも長押しするような事はなくワンタッチで軽く押せます。






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インジケータ。電源ボタンのものは通常時がオレンジ、バッテリーが残り少なくなるとレッドで発光。充電中もレッドで光って完了すると消える仕組み。音量ボタンのものは5目盛りありますが、音量調整は5段階ではなく1目盛りあたり6段階、つまり30段階で調整可能です。






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エンブレム。金属パーツが使われているのはネジとここだけ。削り出し加工がされていて高級感あり。






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NFCエリア。この部分に対応スマートフォンをかざすとNFC接続が可能。あと、ここだけは光沢パーツになっています。






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ストッパー。横置き時に転がらないよう、この角がストッパーの役目になっている。ストラップホールともフック穴とも言えるホールもあり。






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防水キャップ。開け閉めはかなり軽くできるのだけれども、それでも密閉はしっかりしているので、この部分の防水性と使い勝手はGood。






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インターフェイス。防水キャップを開けるとAUX端子・USB端子・電源スイッチが出てくる。






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ラベル。前述のとおりプラスチック製、白いバーコードはシールで故意に剥がさなければ勝手に剥がれる事もなさそう。






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実重量。料理用の電子スケールで量ってみると約565gの結果。公称とは微差と言える範囲で軽い。






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サイズ感。例えるなら600~700mlのスポーツ用ボトルを持つ感じと似ている。カップホルダーや自転車用ボトルケージへの設置は、ペットボトルが遊びなくはまるタイプだと無理かもしれない(強引にはめればいけない事もない)。






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横置き設置。床面に当たる部分は滑り止めが効いているラバー素材なので、安定性は良い方。前述のとおりストッパーも備わっているので転がるような事もありません。






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縦置き設置。この場合も床面に当たる部分はラバー素材なので、横置き同様に安定している。






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通常接続。ペアリングを順序どおり行えば、何も問題なく簡単に接続が可能。接続状態からスピーカーの電源を切っても、また入れなおしたら数秒で自動的に再接続されます。






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NFC接続。手持ちの対応端末で試してみると、かざすだけでスムーズに反応しました。






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スピーカー性能。無指向性360度サウンド構造は嘘偽りなく、どの向きでもほぼ同じように聴こえる。音量は30段階なので幅広く調整する事ができ、最大にしても音割れはそこまでしない。音そのものは筐体の中で結構いい感じに鳴っているのだけれども、防塵・防水&耐衝撃の設計が影響しているのか、その良い音が筐体で抑えられている印象。なんというか音の抜けがあんまりよろしくない、低音も控えめになっている(スカスカではない、それなりに鳴る)。以前の同クラス(10,000円~)と比較されると分が悪いかもしれない。

ただ、処分に入っている現在は価格的なクラスが一つも二つも下がっているので、見方が全然変わってくる。今の実売価格なら内容的にその価格帯で”敵なし”と言えるかも。元は10,000円~のクラスですから、防水とか抜きにしても音はかなり良い部類に入るはず。防水を条件に入れると選択肢はかなり限られてきますし、その条件に当てはまる機種で比較となれば多分どの面でも優れているのではないかと。そもそも今の価格帯に似たような性能・機能を持つボトル型は他に存在しないのでオンリーワンです(得体の知れないメーカーの安物は論外)。






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有線接続。BluetoothスピーカーによってはBluetooth接続の方が音は良いと評されているものを見かけますが、これは有線接続の方がいい。音のメリハリがBluetooth接続よりも感じられる。とはいえ、気にするほど劇的な差があるわけでもないです。






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音の遅延。動画を見た場合の体感ではほんのわずかな遅れがある気がするけれども、見ていてまったく気にならないと言っていいレベル。音ゲーをプレイする場合はそのわずかな遅れがハッキリわかるかもしれません。






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場所を変えて風呂で防水性を試してみる。IP65等級の防塵・防水性能は「粉塵が筐体内部に侵入せず、あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がないもの」と説明されていますが、要は水をぶっかけるくらいなら全然OK、水没はNGって事ですかね。






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シャワーで水をかけてみると筐体は水を弾く感じになる、特にグリルの撥水性はよくできている印象。完全に水を弾くわけではないので故意にかけ続けると内部に浸入しますが、排水をちゃんと考えた構造になっているので水抜き(スピーカーを横に振れば抜けていく)を行えば何も問題なし。ただ、水がかかると音が篭って聴こえるようになるので、あまりかからない場所に置くのが無難かと。






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・・・・数日使った状態で総評を述べると、スピーカー性能でも言ったとおり以前の同クラス(10,000円~)で比較となれば分が悪いかもしれない。直接聴き比べたわけではありませんが、同タイプと言えるJBLの人気モデル「JBL FLIP3」(AA)とどちらが良いか選ぶとなれば、多分JBLの方を選ぶでしょうね。ただし現在の実売価格はそれの半額以下になっているので、もう比較する間柄ではないというか対等に比較するのはおかしい。それと用途を絞った場合=風呂用として見た場合は、こちらの方が優れていると思う。むしろ風呂特化型と言えるのではないでしょうか、これ。

筐体の材質・構造は水まわりで使う事を想定して作られた感がありますし、デザインもそういった場所に似合っている(ホワイトは)。無指向性360度サウンド構造なので、どこへ置いても鳴り響く。水で濡れたところへ置いても安定性は良好。湯船へ落とさないよう注意すれば使い勝手も非常に良い。Philipsの「BT2200」(AA)みたいな完全防水タイプに防水性は劣っても、スピーカーの性能で負ける事はまずない。性能・機能・価格から考えて風呂用としては最有力の存在になると評したいです。

自分が購入した最安値ではもう売っていませんが、5,000円以内なら誰もが価格以上の出来を体感できると思います(また安くなる可能性もある)。しかし投売りとも言える大幅値下げの状態を作った原因は、おそらくTDKがオーディオ機器から撤退した事が大きく関わっているでしょうから、あまり喜ばしくはない。BluetoothスピーカーのAシリーズやTREKシリーズは海外でも好評を得ていましたし、日本メーカー内で見るとソニーとは少し違ったタイプを出していましたし、新製品が今後見れないのは正直寂しいですね・・・・。







  

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