Razer 『Razer Tartarus』 レビュー ~使用感~

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2013年8月に発売されたRazerの左手用デバイス「Razer Tartarus」。
Razer Nostromo」「Razer Orbweaver」に続く左手用デバイス第三弾となるメンブレンキー採用のモデル。
ある程度使ってみましたので、今回は使用感などについて触れていきます。

Razer 『Razer Tartarus』 レビュー ~Razer Nsotromoとの筐体比較~
http://watchmonoblog.blog71.fc2.com/blog-entry-3768.html






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ポジション・・・・n52シリーズを長らく愛用していた身としては、ほとんど変わらない感覚で使えて非常に良い。
どのキーも手のポジションを変える事なく届く範囲、手を置くというより握れるような形状、Nostromoからの
乗り換えだと違和感がほぼない。あくまで自論ですが、左手用デバイスはこのサイズがベストだと思います。






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15個のキー・・・・キータッチはメンブレンらしいスコスコの軽い押し心地で、どのキーもそのあたり差はなく
均一と言える使用感。左端は少し下がっているけれどもキレイに並んでいる3x5列なので、前述のとおり
手のポジションを変えなくとも問題なく押せる。以前に使っていたNostromoと比べみると、キータッチは
ほとんど変わりませんが、打鍵音がわずかながら静かになっている気がします(経年劣化の差かも)。






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サムモジュール部・・・・上位モデルのOrbweaverと何も変わらないメカニカル仕様の作りになっている。
8方向式サムパッドはメカニカルらしいカチカチッとした使用感が気持ちよく、そして扱いやすい。まわりの
サムキー・シフトレバーも押し間違いする事なくスムーズに使える。Nostromoに比べると耐久性も含めて
進化している部分と言えます。






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リストパッド・・・・上位モデルのOrbweaverはパームレスト&リストパッドの2段階構成でしたが、Tartarusは
Nostromoと同じ曲線グラフみたいな形状で、質感・使用感もNostromoもあまり変わらない。ただし前後に
可動するせいか微妙にグラつきがあり、そこは使いはじめの時に気になるかも(次第に何とも思わなくなる)。






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キーマップのインジケータ・・・・Nostromoに比べて位置的に視認性は劣るけれども、見えづらいわけではなく
控えめな大きさと発光量になっているLEDは逆にいいかもしれないと最近思う。あと、初期のOrbweaverに
あったキーマップ切り替えの際のディレイ(ワンクッションはさんで切り替わる)はありません。






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裏面・・・・合計4ヶ所に貼られているラバーシートは強いグリップ力。通常のデスク面ではNostromoとあまり
変わらない印象でしたが、これが超大型マウスパッドのような多少なり滑るところに置くと結構違ってくる。
Tartarusはマウスパッドの上でも全然滑りません。






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Nostromoの比較・・・・これに関しては前回語っているので同じ事を言いますが、ホイールの有無を除けば
完全上位の出来。Nostromoの優位点はホイールとインジケーターの位置くらい。特にサムモジュール部は
経年劣化を考慮してもNostromoの方がモロく、シフトレバーにあたる15キーは押しづらいよなぁと改めて
感じます。






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Orbweaverとの比較・・・・上位・下位の位置付けになっているこの2機、何というか左手用デバイスとして
タイプが違っている印象。キースイッチの違いもありますが、手のポジションが感覚的に結構異なっている。
Tartarusは手で握って使うような形状、Orbweaverは手を置いて使うような形状で、個人的に使用感は
まったく別物。

OrbweaverはTartarusに比べると、キーが微妙に低くフラットになっている。中央の08/12/13/14キーを
WASDにして使うキーボードの代わりとしては良いと思うのですが、n52シリーズを長らく使用していると
キーボードみたいなフラット気味の形状にいつまでたっても慣れなかった。Nostromoを使っている人が
乗り換えを考えているのであれば、Tartarusの方がいいんじゃないかなと思います。






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続いてソフトウェア。使用するのはRazerの製品で統一されているクラウドベースのRazer Synapse 2.0。
内容はどのデバイスで使うにしてもほとんど変わりませんし、自分自身が複雑なマクロを組むような事が
なくなったので、ここでは軽く触れる程度に。最近変わった点といえば、更新で保証云々の製品登録が
Synapseからできるようになりました。

まずキーパッド~カスタマイズの設定画面。ここでは各キーの割り当てや各キーマップ・プロファイルの
登録&選択が可能。画像下のサイドビューをクリックすると、サムモジュール部の割り当てを行う画面に
表示が変わります。






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割り当ての内容は以下のとおり。更新によって項目がいつの間にか増えている。今後も増えるかも?

①デフォルト・・・・(標準で割り当てられているキー)
②キーボードの機能・・・・(キーボードの単キー、CtrlやAltなどを加えるショートカットの組み合わせは可能)
③マウスの機能・・・・(左右クリック・ダブルクリック・進む/戻る・上下スクロール)
④マクロ・・・・(登録したマクロ、リピートや押してる時だけ発動などのパターンも選択可)
⑤デバイス間操作・・・・(Synapseに対応したマウスの感度(dpi)やプロファイルの切替が可能)
⑥キーマップの変更・・・・(特定の番号に切り替えるスイッチ、順々に切り替えるサイクルの2択)
⑦プロファイルの切替・・・・(登録したプロファイルの切替)
⑧プログラムの起動・・・・(特定のファイル・ウェブサイトの起動が可能)
⑨ジョイスティック・・・・(ジョイスティックのボタン(1~24)、方向(X軸・Y軸)の割り当てが可能)
⑩マルチメディア・・・・(再生/一時停止・音量調整・ミュート・曲スキップの操作が可能)
⑪Windows 8 チャーム・・・・(Windows 8の基本的操作が可能)
⑫Windows ショートカット・・・・(コピー・切り取り・貼り付け・アプリ切り替えなど)
⑬無効にする・・・・(何も割り当てない)






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キーパッド~照明の設定画面。ここはバックライトの点灯モード選択や輝度調整が可能。
点灯モードは常時点灯と点滅(点灯⇔消灯の感覚は8秒くらい)の2パターンあり。






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マクロの設定画面。一度登録したマクロはSynapse対応のRazer製品であれば使いまわしが可能なので
乗り換えの際に再登録しなくてもいいところは便利。そういえばしばらく新規を組んでいない・・・・。






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アドオンの設定画面。”アドオンとカスタムプロフィールを自動的にダウンロードします。”と書いてありますが
ここには製品HPのリンクがあるだけなので正直よくわからないし、別に重要な事でもないのでいつもスルー。
出はじめのころは不安定だの不具合があるだの色々言われていたこのSynapseも、度重なる更新によって
今では特に気になるところはないでしょうか(PC環境や使用デバイスで変わってくるかもしれませんが)。






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最後にまとめる形で感想を。10年以上続いたn52シリーズもNostromoが販売終了=廃盤になった事で
市場から姿を消してしまった・・・・。その後継となる存在がこのTartarusですが、後継として相応しいかは
何度も言っているように”ホイールなし”を許容できるかできないか。できるなら進化した完全上位機ですし
できないなら他の部分がどんなに進化していても欠陥品でしょう。自分は既に乗り換えて今後のメインは
Tartarusでいく予定。でもホイールが1キーに変わり、やっぱり不便だと思う事は今でも多々あります。

ホイールの有無以外にネックだと思う点は価格。多少の上乗せは仕方ないとはいえ、海外に比べると
日本の価格設定は正直高い。Nostromoが海外と大差なく販売されていたので余計にそう感じてしまう。
それとNostromoと入れ替わる形になり、ロジクールの方(G13r)も値上げしたので、左手用デバイスの
敷居がさらに高くなってしまった。振り返れば初代n52は5,000円で買えたのに、現在一番安いモデルが
9,000円するとか、どうしてこうなった・・・・。導入しづらいとユーザーが増えない、ユーザーが増えないと
衰退してしまう、そこが心配です。

さておき、Tartarus自体は実際に使ってみると、発表時のイメージを払拭する良い左手用デバイスでした。
入手前はNostromoのリニューアル版を出した方が絶対いいだろ・・・・と思っていましたが、今となっては
Nostromoをストックせずにこちらを買って正解だったと思う一品。ホイールを搭載したTartarusが出れば
完璧なんですけどね。最後の最後まで未練たらたらな要望が、Razerの関係者に届いてほしいものです。
「Razer Tartarus」は現在9,000円前後の価格で販売されています。







  

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